ライフワーク

 

その人のもつ魅力を

引き出すこと、氣づいてもらうことが好きだ。

 

例えば学校という世界では

よく発言して、どの教科でも出来が良くて、誰とでも仲良くして、

リーダーの仕事もできる、先生の言うことは厳守、

そんな子が、

良い子とされる、

と思いませんか。

 

でも、

よく手を挙げて発言する子が

黙っている子より深く考えている、

とは限らない。

「はいはいはいはいっ!」って大声で言ってお尻が椅子から離れる勢いの前のめり、
そんな子って、いざ指名されたら「、、、忘れました」って言ってなかった?

あのキャラも、好きだけどね^^
そっかー、思い出したらまた教えてねーって。
聞こえてるからハイは1回でいいよ、って言うと貴重なハイ1回の後に必死に止めて呼吸できてなさそう。

 

見えないから無い、といわけではない。

 

考えがまとまらなくて発言していないのかもしれない、

他の子が手を挙げるなら譲ろうと思っているのかもしれない、

単純にわからないだけかもしれない、興味がないだけかもしれない、

まあいろいろあるけれど、

様子や表情を見ていれば、

その子が何もしていないのか、考えているのか、それくらいはわかる。

でも、

評価されるのは、手を挙げて発言する子。

形として出るから。

形として出ないものを評価の材料にすると、
評価する側の私見が入ってしまうから、それが良いとも言い切れない。

 

発表会でやりたい役があっても、

強く言える子とそうでない子には、負担感が全く違うだろう。

立候補するドキドキやら、オーディションやら、その投票だって友達関係もあるし、

もし自分がなってしまって相手が落ちたらその後の人間関係はどうなるかとか、

考えてしまう子にはもう大変なのである。

言えなかったとか何とかの、それによる結果は本人が受け止めればいいのだけど、

学校というのは、そこで生きやすい子と、そうでない子がいる。

学校では目立たないあの子も、

例えば体操の教室に行った途端、生き生きと踊りはじめる。

漫画について語り始めたら口下手とは思えない喋りになるかもしれない。

一方でどんなに学校で優秀だった子も、漫画のことはチンプンカンプンだったりして。

すごいね、とお互いに言えたらいいだけだよね。

 

そしてそれは、学校、に限らず、

サークルとか職場とか人の集まる所ならどこでも同じ。

人によってそこの場では生きづらい、というのはね。

 

わたしは、

その人がもっている宝物みたいな性質を

その人に氣づいてもらうようなシゴトがしたい。

学校とか社会とか職場とか家庭とか、

そういう場でうまく渡って行くことが難しいとき、

優しい人ほど自分を責めがちだけど、

でも必ず人にはその人なりの光があって、

もしうまくいかないのであればそれは、

自分の光が見えていないか、

それを活かせる場にいないというだけだと、

わたしは思う。

 

じゃあそういうシゴトをどうやってするかというと、

 

最初は、公立の学校に勤めようと思った。

どんな家庭環境の子でも、ほぼ全員が学校に来る。

学校なら、救いの場になるんじゃないか。

そう思った。自分が救われたように。

でも、いろいろ違った。詳細は省くけど。

自分も未熟だった。

 

そして今

ボディワークを通してそれができると思っている。

こんなに、わたしがしたかったことにピッタリくるものはないのかもしれない。

その人の今の癖があることも認めつつ、

より良いがあるということ。

そしてそのより良いは、その人だからこその、より良い。

人それぞれってことも嫌というほど体感できるし、

もっと良くなるという希望しかない。

 

わたしは

病院に勤めたこともないし

特に国家資格もないし

何かにすごく詳しいとかでもない。

そんなわたしにできることは何だろうか?

うーん。

『わかりやすく伝える』は、得意かな。

それにはまず、自分がわかっていないといけないんだよね。

ボディワークをわかりやすく伝えられるようになりたいな。

楽しい、って言ってもらえるレッスンをしたい。

レッスンして、

その人が、

自分のカラダの変化にハァ!って驚くときが大好き。

わたしが触ったわけじゃないのに、

そんな大きな動きや難しい動きをしたわけでもないのに、

パスワードを入力するみたいにちょっとした動きの入力で

さっきと全然違う自分に出会える。

自分の力で、

簡単な力で、

引き出される驚きと喜び。

付け足したのではなく引き出した、

ということの感動。

 

共有したいんだ(*^-^*)

 

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