人に言われたことを気にしすぎない方法

さるん
さるん

また猿太郎にグダグダいわれたぁ

何を言われたのかな。

さるん
さるん

もっと勉強しろとか、

もっとヨガの修行しろとか、

おれの言うことを聞けとか

それは、さるんもその通りだと思うの?

さるん
さるん

確かにそうだなと思うこともあるけど、

何もかも猿太郎の言うとおりにしたいとは思わない。

ぼくはぼくなりに考えてしているんだ。

猿太郎って友達のくせに偉そうにいろいろ言ってくるんだ。

 それはいやだねぇ。

さるん
さるん

でももっといやなのは、

言われたことをずっと気にしちゃう今みたいなときなんだーー

どーしたらええのーーー

そんなお悩みに回答します。

 

優位性をもつことで自身を保つ人っているよ

人の中には(さるは知らんけど)、

他の人より上に立つことで、その人自身のココロを守っている場合がある。

だから、強い口調で言ってみたり、

お前はダメだって相手のことを下げてみたり、

暴力で押さえつけたりすることもある。

あの人より自分は優れている、って思うことで、安心したり、強くなれたりする。

つまりは、その人は本当は何か問題を抱えていて、必死に自分を守っているってこと。

本当は、偉そうにしてる本人が問題を抱えているんだね。

 

でも、周りにいるひとは、偉そうにいろいろ言われるし、言い返すと怒り出したりもするし、

言われたことも気になってしまうし、

困ってしまうよね。

 

相手がいかにも正しくて権力がありそうな雰囲気で自信満々に言って来たら、

自分の思いよりもずっと正しいようで、

その通りにできないとダメなんじゃないかって思うことはあるかもしれない。

それでも猿太郎みたいなお友達関係なら、嫌だな、おかしいなって思えるかもしれないけれど、

もっとやっかいなのは、親や、先生や、目上の人、っていう場合もある。

 

 

心の優しい人ほど相手の話を聞いてしまう

しかも、「こんなやつの言うことなんてスルーだ!」と思えたらいいけれど、

優しく繊細なココロの持ち主だと、

ついつい、腹立たしい相手の言うことでもちゃんと話を聞いてしまう。

言い返して相手を怒らせてしまうのも嫌だし、

自分が聞いてあげればいいやとか、

確かに相手の言う通りで自分がポンコツなのかもとか、

思っちゃうこともあるかもしれない。

友達だったら、

嫌われてしまうのが嫌だったり、

仲間から外されてしまうかもって怖かったりもするかもしれない。

 

それ、依存、ってやつなんじゃない?

猿太郎しか友達がいなかったら、怖いよね。

それか、猿太郎といっしょのグループに入っていて、そこだけがさるんの居場所だったら、

やっぱり怖いよね。

仲間外れにされないかな、気まずくならないかな、波風立てたくないな、って。

だから、猿太郎がどんなに嫌なことをしてきても、

さるんは離れることができない。

こういう関係になると、

逃げることもできないし、この人がいなきゃダメ!ってなってしまう。

この人がいなきゃダメっていうのは、お互いにね。

相手も自分を上に立たせるために さるんが必要で、

さるんは離れるのが怖くて相手が必要だもの。

お互いに依存していて、

お互いにとって何のためにもなってない。

依存が悪いことっていうわけじゃないんだ。

でも、依存先がひとつしかないと、それを失うことができなくなる。

 

残念だけど、相手を変えることはできない。

それに、猿太郎とのケースじゃなくても、

誰かから言われることや評価が気になりすぎて気持ち良くないってことは、

よくあることかもしれない。

じゃあ自分にできることって何かというと、

相手がそんな態度でも気にしなければいいんだ。

相手の言うことばかり聞いて生きていたら、誰の人生かわからない。

自分らしくあることで嫌われるなら、それでいいやって思えたらいい。

さるん
さるん

そんなのむ~り~

 

他の繋がりをつくろう。いくつかのグループに所属しよう。

でも、猿太郎と仲良くできなくなったとしても、

おうちに帰れば家族がいる。

もし家族とうまくいってないのなら、

他の友達や、仲間がいれば、ひとりぼっちにはならない。

何人も友達や知り合いがいて、いくつかのグループと交流があれば、

全員が敵ってことにはならないはず。

それでも全員が敵ならば、自分の態度を見直すべきかもしれないけど。

誰かは必ずわかってくれる人がいて、

味方してくれたり助けてくれたり応援してくれたりする人がいるはずなんだ。

だって日本の人口だけでも1億2000万人以上だ。(さるは知らんけど)

世界ならもっとたくさんの人がいるし、

思いもしないような考えや感覚の人もいるだろう。

今目の前に合わない人が何人かいたとしても、必ず自分に合う人はいる。

猿太郎と合わないのなら、他の人と付き合えばいいだけ。

そうすれば、猿太郎が何と言おうと、自分がそう思わないのなら言うことを聞かなくたっていいよ。

合わない誰が悪いとかじゃなくて、ただ距離を置けばいいんだ。

むしろ、自分らしく生きているからこそキミがいいって人は、いるんだ。

 

もし子どもだったら、ちょっと、難しいのかもしれないな。

学校に行っているなら、

同じクラスでも他の子に話しかけてみるとか、

他のクラスでもいいし、

他の学年でもいいし、

先生でも保健室の先生でも用務員さんでも事務員さんでも栄養士さんでも調理員さんでもいい(会わないか)。

中学校とか高校なら、部活に入ってみてもいいし、部活が嫌なら辞めちゃってもいいし、

大学ならサークルがあるし。

学校の外にだって、

塾や習い事の仲間、幼稚園や保育園のときの友達とか。

でもそう簡単にいきなり話しかけられないし、

仲良くなるなんてちょっと現実的じゃないかもしれない。

パソコンやスマホを使ったオンラインの繋がりもあるし、

おうちの人の人間関係に繋がるのも面白いかもしれない。

待っていても道は開けないってところが、大変なところかもね。

自分で動かないと。

勇気を出して声をかけるとか、相談できる人の力をかりるとか。

 

もし大人だったら、話はもっと早い。

習い事をする、オンラインサロンに参加する、っていうのもあるし、

チャットとか、

好きなブログや動画チャンネルのコメントで交流することもできる。

状況が許すなら、転職や、離婚や、引っ越しなんていう手もある。

できるだけいろんな方面の繋がりをもつことは、

自分の成長にもつながると思うよ。

そんな見方があったんだ!っていうの、

こっちのグループとあっちのグループでは全然違うこともある。

 

つまり、

小さな人間関係にどっぷりとハマることはおすすめしないってことかな~。

 

別に、猿太郎と絶交だ!ってわけじゃなくて、

さっきも言ったやつだけど、

依存先、ココロのよりどころ、頼れるところ、を一つにしたら、

納得いかない状況になっても離れられなくなるから、

対等でいられなくなるんだ。

残念だけど嫌われても大丈夫、無理なら距離を置けばいい、と思えたら、

自分の言いたいことも伝えやすくなる。

自分だったら、友達に我慢してまで付き合ってほしくないと思うんだけどどうかな?

お互いを自由に、大切にするために、

いくつかの繋がりを常にもっておくといいと思うよ。

 

さるん
さるん

そっかー、猿太郎との関係を何とかしようとか、そこじゃないんだ~

うん、ひとつの考えとして参考程度にね。

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