優しい
と言われることに違和感がある。
自分はずっと優しくしてきたつもりでも
冷たいとか厳しいとか
何度か言われてきた。
それも、大切だと思ってる人に限って。
学生時代から。
それは、わたしがわたしに厳しかったからなんだろうなと今は思う。
正論ばっかり言うのも、正論でしか自分自身を支えられなかったから。
そうしないとあまりの理不尽さに崩れていたと思う。
(でも原因自分論だけは、どんなに厳しく聞こえても真実であることは譲れません)
人との付き合い方がわからなくて、
言いたいことを言うのやめてみたり、
そっと距離を置いてみたり、
思い切り言葉にしてから謝ってみたり、
試行錯誤した。
そういえば、そんなわたしを理解してくれる人からは、不器用、とも言われてきた。高校の先生からもね、あなたみたいな不器用な人が面接で合格するとは、ってww
でもなんか最近は、
勝手に伝わってる氣がする。
ボディワークのレッスンをする側になるとね。
優しいって言われるんだよね~!
別に何を言うわけでもないけど。
触れるだけなんだけど。
でもそれが、騙しの効かない本物かもしれない。
わたしにとっても、ボディワークを伝えるということは、人に優しくするレッスン。優しくするというか、優しくあるというか。実践の場。
優しさって何だと思いますか?
わたしは、ひとつには、相手を尊重すること、だと思ってます。
施術の練習の後に、
優しさに包まれた、
とふんわりした笑顔で言われて、あとでひっそり泣きました。
学んで4年目にして、やっとそんな施術ができた。
1、2年目なんて、なんで素人がこんなレベルのところに入っちゃったんだろうと、毎回ゲッソリしてた…。
どうしたらうまくなるだろう、じゃなくて、どうしたら相手が楽になるだろう、を考えるようになった。
たぶん違いはそこじゃないだろうか。
相手主体、そんな言葉を1年目に何度も聞いたと思う。
冷たいとか厳しいとか正論ばっかりって言われることが、
本当に本当に、辛かった。
やっと、変われたのかな。
わたしがしたいこと、少しずつ、できるようになってきてる。