夫の働き方 妻の働き方

断捨離していたら

フロッピーディスクが出てきました。

何入ってるんだろ。
もしかしたら卒論かも。

古い。

20年もすると、当時当たり前だったものが、何それ、ってモノになるんだな。

そんなんよく使ってたね!今じゃ使い物にならない。

やー、あの頃はスマホなんてもちろんなくて、
一人に1台電話持つなんて思ってもみなくて、

でも夜遅くまで東急ストア(そうです東光じゃないです)でレジのバイトするわたしに親はPHSを持たせ、
メールも1行ずつ、電光掲示板みたいにゆっくり動いて…
なんせポケベルが鳴らなくてとかいう曲もあったくらいで…
あ、もういいね。

 

 

この前また安冨さんの本を読んでね。

「学歴エリート」は暴走する っていうこれまたタイトルがすごい本。

 

立場主義っていう話だった。

理屈が通っているかより、立場。

ああ、そういう世界、確かにある。

いわゆる、古い、体制みたいなの。

 

立場、役、っていうものがあって。

それで、専業主婦の話もあった。

夫は会社という戦場へ行く。

妻は銃後を守る。夫の世話をする。

はぁ。なるほど。

その前までは、家に嫁ぐ、嫁する、っていう感覚で、

女性も家の労働力であった。

それが、銃後を守るという形になり

それに加えて、子育てもせにゃならん、

女性も社会に出て働け、

という今。

 

 

古い体制の組織の中で働く夫を見ていてさぁ、

大変そうだなってほんと思う。

でもその中で譲れないところは踏ん張り、

迎合じゃなく意見を言うべきところは言い、

何が大事なのかって見失わないところは、

尊敬だわ。

それでもやっぱり組織だからどうにもならないところがあって

それに耐えて働くというのも

もっと尊敬だわ。

わたしにはできない。

わたしは、そこ、我慢できない。

我慢したっけ、病んだ。無理だ。

例えば、絶対にそれは子どものためにならない、ってわかっていて、
それでも組織の一員として教育を進めるなんて、できない。
でも、わかっているけど、っていう人がいるからこそ、
その環境の中でも最善を提供できる守りの役目には、なれる。
本当に実際のところの、理想論を抜いた、子どものため、になる。
だからわたしは、現場で働くことは無理だけど、
現場で頑張り続ける人を支えたいと思って、今の仕事を選んでいる。
それこそ、銃後を守るっていうか。妻としてではなくね。
がんばる人たちの力になりたい。

しかもさ、

家族を養っていかなければならないっていう

重圧を受け止めているんだよね。

わたしだってもし
稼ぎの大黒柱になれって言われたら
きっと前職に戻るんだろう。
どうしてもお金が必要なんだったら。
でも一生の仕事にはできないな、とても、もたない。

 

好きなことしたい、

なんて言えるのは、

家族をもってからでは難しい。お金の問題があるから。

無理だとは言わないし、

できることなら納得いく選択をしたらいいのだけど。

だから、本当は、

子どものうちから、

仕事って何なのか、

お金って何なのか、

もっと学んでおけたらいいのにと思う。

たのしく働いている人からね。

 

わたしは、

まあ、

好きなことをしているわ。

組織で働いていないわたしの強みは、

時間や量として無理をせず働けることと、

職種的に、どこでも、お婆さんになっても働けることだ。

これはこれで、

手堅いと言われる職業しか選べない人にとっては、

すごいなぁって思うらしいよ。

 

そしてやっぱり

今の夫の働き方なら、

銃後を守る人も必要なんだろうなって思う。

だから、今のわたしの働き方って、

実はちょうどいいんじゃないかなって、思った。

 

必ずしも、家事をやらなきゃいけないわけではないし、

必ずしも、バリバリ働かなきゃいけないわけでもない。

夫と妻で何もかも半々にする必要もない。

夫だから、妻だから、男だから、女だから、も関係ない。

家庭の事情や、個人の性格や得意不得意はそれぞれだから、

どれが正解ってこともない。

時代もどんどん変わっていく。

フロッピーディスクが何だかわからなくなるように。

 

自分の働き方や仕事観が

パートナーと同じじゃなくてもいい。

でも、

自分やパートナーが何を大切にしているのかってことは、

知ると関係がより心地よくなるのかも。

そうしたら、チームとして、

それぞれが大切にしたいことを大切にできるし、

自分の価値観では到底考えられないようなことも実は深かったり、

相手に何ができるのか、っていう視点になるのかも。

 

キター、また、これ、コミュニケーションは大事だよねって結論。

あんまり話す時間ないなあ(*’▽’)

いっつも子どもたちがわいわい言ってるからね。

最近は、子どもたちと夫で、ゲームが流行ってます。

ストリートファイターをね…

4歳児でもやるんです…

 

テキストのコピーはできません。