ひとは美しい


誰かの役に立ちたい。

そんなふうに思う生物がヒトの他にいるだろうか。

苦しむ人 悲しむ人がいなくなってほしい

世界が良くなりますように

そんなふうに祈ることができる生物が他にいるだろうか。

 

みんなが幸せであるように。

 

そんな思いが自然と湧くのなら

 

そのための能力がすでにヒトには備わっているのではないだろうか。

 

もう、持っている。

 

それがどんな力かは、わからない。

聞き上手

伝え上手

安心させる雰囲気

見抜く能力

癒す手技

発想

モノを作り出す

刺激を作る

おいしいごはんを作る

ワクワク

仲間

招待

共感

もうそれはいろいろで

 

悪と言われるものにだって

ちゃんと役割があって

それに触れることで

感情が動かされたり

思考が始まったり

実体験することになったり。

あってはならない、ものでもない。

あまりにも

ひどい事件や情勢を見ながら

過去のトラウマまで出てきて

そんなことを考える。

でもそれでさえも

有ることで完全なんだと。

 

何をしたいのかわからない

才能って

天職って

っていうよくある悩みは

自分って何でお役に立てるんだろうということを

模索しているんだろうな。

誰かの役に立ちたくて

自分もいきいきしていたくて。

 

自分に与えられたものを最大限使って

誰かの役に立って

自分も周りも幸せであるように

そんなことを心から求める。

 

その思いが溢れて

誰かとぶつかってみたり

一人で落ち込んだり。

かわいらしいよね。

 

なんてステキなんだろうね。

人生って美しいんだ。

 

 

思い出したんだ。

何となくだけど。

前に見た夢。

あなたにしかできないことってこれですよ、

って白い服の誰かがわたしの背中に手のひらを当てながら教えてくれた夢。

それはたぶん、

わたしが死んで肉体から魂が離れて

遠くから自分の人生を見つめて

ほら、あなたにしかできないことは、これですよ、って言われたんだ。

あの人は、地上で生きているわたしを指さして言ったんだ。

何を必死に探していたの、と、笑って指さされて、

わたしも泣きながら笑った。

アホだったねーほんと、って。

「わたしの人生を生きること」

他の誰にもできやしない。

だから、どんな選択をしても

どんなことがあっても、

それは

かけがえのない

間違いなんてない

大切な

、、、、

何だろう、

それに合った名詞が出てこない。

与えらえれたすべて。

砂時計のように流れ落ちていく時間と。

 

みんなみんな、それを与えられて

今この場所で生きている。

 

すべてが与えられているのなら、

もっともっとと何かを獲得しようとするより、

最初から持ってるものを感じられるまで

削ぎ落すことも方法なんじゃないかな。

 

いつか自分が死んで肉体から魂が離れるときには、

きっと寂しい。

自分の身体と心と、家族や大切な人たちと今ある関係と、触れられることと、

そういうことを全部置いていくことが。

でも今、それはある。

当たり前すぎて氣がつかない。

それ、

執着とは違うけれど、

大切に愛しみながら、

生きたい。

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