スーッと静かになる瞬間。力まないということ。

無駄な力を使わない。

っていうことが何なのか、わからなかった。

 

それは、いくら言葉で説明してもわからなくて、

経験するしかないんだと思う。

経験したときに、

そうか、あのときあの人が言っていたのはこのことか!と、わかる。

 

 

それは、来た。

 

ダウンドッグから、片脚を持ち上げ、上下させる動きを繰り返した。

 

すーーーーーーん

 

何かのゾーンに入った。

何も辛くない。

ただ動いている。

 

さっきまで、ううっ、とか、はぁー、とか、言っていた動き。

 

ランナーズハイみたいなのとも違う。

静かで、世界がクリアな感じ。

何回でもできそう。

 

 

余計な力をかけない動きがこれなんだとしたら。

赤ちゃんの頃は無駄のない動きをしていて、

成長するほどに動きとしては奇妙な制限が かかっていたのだとしたら。

そりゃ子どもは疲れませんよね。

子どもが疲れないのは、好きなことをしているからだ、

と思っていたけれど、

確かにそれもそうなんだろうけど、

力みのない動きができる、っていうのも、あるだろうな。

だから、子どもって、気持ちの良い疲れ方をする。

パタンと倒れてスースー眠る。

泥のような疲れ方、してない。

 

 

どうして大人って疲れるんだろう。

何がそうさせているんだろう。

どうして子どもはそんな大人になるんだろう。

 

余計なものって何だ?

当たり前だと思っているけど、余計なもの。

 

なくてもいいもの。

ない方がいいもの。

 

何かの能力やら知識やら、獲得しないと、付け足さないと、

大人になったら困るんだと思ってた?

じゃあ、困ってない幸せな大人って、、

大人って楽しいよって自信をもって言える大人、どれくらいいるだろう。

 

付け足すことが、大事なんだろうか。

 

余計なものを削ぎ落すことは、どうだろう。

 

力が抜けたときの、このラクさを経験してしまったら、

世界がひっくり返りそう。

 

 

どうやったら、力が抜けるのか。

それがボディワーク。

 

 

ボディワークの学びを深めています。

今月も、おもしろかった。

 

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