わたしにとってタイムリーな本だった。
今どうしたらいいのか、
これからどうしていけばいいのか、
結構大きな選択をせまられることの多い今日このごろ。
そして、ここ数年ずっと、
何か大切なことがあるのだけど、
今一つそれはこれだと名指しするようにはっきり意識できることがなく、
何となく何だかんだと小さく乗り越えては日々を生き延びている中で、
何かが指の間からこぼれ落ちてしまっているような感覚。
それが、そうだ、こういうことだ、と言葉で掬い取ることができた。
それはもう、鳥肌が立った。
(以下、色付きボックスの中の分は引用です)
本来の自分を生きるには、違うことをしないことが大切。
「したいことをする」とは微妙に違う。
ヘンに力が入ったり、ちょっとでも圧がある感じがあったら、違う。
何となく気が進まないとか。
そうなんだよね、好きなことをするって思っていたけれど、
なんかそれとも違う。
違うことをしない、っていうのがしっくりくる。
自分を納得させようとする時って、たいてい、本来の自分を見失っている。
ごまかし続けていると、どんどん苦しくなるし、何かが立ち行かなくなったりする。
本来の自分とズレてるから。
それがちゃんと現実に反映されているわけです。
そういうものだ、とか、みんなそうしている、とか、
今更どうしようもない、とか、自分には無理、とか。
何となくよさそうな理由をつけては、
長いものに巻かれたり、
最初から諦めたり、
面倒が起こらないようにしたり、するけれど。
体の方はとっくに悲鳴をあげてるのに、頭でおさえつけちゃったりすることだってある。
耐え切れなくなって、ある時、バーンと爆発しちゃう。
それがまさに5年前くらいのわたし。バーンと爆発しちゃった。
溜める、我慢する、気をつかう、は魂を蝕み、自分へのリスペクトを失わせる。
自分がしたいこと、好きなものが、わからない、なんて、
どうしてだろうと思っていたけれど、
考える起点となるはずの自分を失ってしまった、ただそれだけなんだ。
人のことばっかり気にして。
でもこういうネガティブなことって、
目を開く大きなきっかけ、とも書かれていて。
それもほんと、そう。潮目が変わる。
自覚していなかった問題に気づかせ、
悪いサイクルから抜け出すチャンス。
社会性をもって生きていくことと、
自分に正直に生きることは、両立できるって、
この本には書かれているけれど、
そのへんはまだわたしは器用にできていない。
正直に伝えすぎて相手の機嫌を損ねているなあって思うことがある。
まあそんなふうにして離れていく人のことは諦める、というのも一つか。
これから、
かすかな直感を無視せずに
正直に生きていこうと思っている。
結構やってるつもりなんだけどね。
そしてこの本でまた新しい出会いが。
対談で、プリミ恥部さんが出てるんです。白井剛史さん。
この人がまた、宇宙マッサージとかわけわからん(すみません)ことやってて、
愛がどうとか言ってて、はぁ?って感じなんだけど、気になって本を読んでみたら面白かった。
愛を味方にする生き方 人生があがっていく宇宙マッサージ