愛って何だろう。【アミ 小さな宇宙人】

わたしが我が子にも勧める本。

アミシリーズ3部作。

表紙、挿絵がさくらももこで。作者はエンリケ バリオス。

徳間文庫は結構ニッチな作品ばかり。偏ってる感じはあるけれど、この作品は嫌な偏りじゃない。

でもこういうのが嫌だって人も一定数いると思う。何でもそうだけど。

漢字には読み仮名がふってあるから、小学生でも読める。

少年ペドゥリートと、宇宙人アミが、親友みたいになって、交流する。

ペドゥリートはたくさん質問をする。

地球は愛の度数がまだまだ低い、っていうことをアミから教わる。

所有のこと、お金のこと、エゴのこと、幸福のこと、傷つけるということ。

宇宙の基本法は愛。

 

これはもちろんフィクションだし、信じる信じないとかそういうことじゃない。

これを読んでどう感じるか。

 

ペドゥリートがおばあちゃんにしてあげたいことが、

愛からの行為なんだってこと、

そして人の身体のつくりも愛からなんだと、

あーそういうことかぁ、すべては愛からってそういうことかぁと、

いやー、良い本です。

 

ヨガ哲学に通じるものもある。

この本自体は、特にどの宗教っていうこともない。
 

ところがねー、この本

今はプレミア価格になっておる。

わたしは初め、札幌市の図書館で借りた。

それで、何度も読むだろうなと思って、買っておいた。

息子も学校の読書の時間に読んだ。

子どもと同じ本を読めるようになってなんか嬉しい。

 

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