果たしてわたしは若者に助言できるような人生の選択をしているだろうか?
…まあ、してるかな…
・・・・・・
行きたい高校がない
将来したい仕事なんてわからない。
中学生のうちの子たちはそう言う。
それは正直だし
それが普通というか当然というか
わたしもそんなに美しい理由で進路を決めたわけでは全然ないのだ
そのとき大切だったことを大切にしただけ。
崇高な理想を掲げて将来の夢を追う他所の子を見ると
すごいなぁと思う。
しかし知らないことだらけなのに
そこから将来の夢という職業を選び出すなんて
無理があるんじゃないだろうか。
とりあえず行けそうな高校を受ける
で良いと思うな わたしは。
してみたいことが出てきたら、それをしていく。
やってみてわかることは たくさんある。
それが今のわたしでもある。
でも
もう親の時代と子どもの時代は違うわけで
親の意見聞くのもいいけど
あなたはあなたの時代を生きるのだから
自分で決めたらいいよと言うしかない。
だってさ
わたし 親世代の言うことなんか
古すぎて聞けないもん。
年功序列、終身雇用、正社員に派遣社員、産休育休制度、そこだけでももう違う。
辛くても5年は耐えろ?そんなふうに言われたものです。
まあそれもありだけど、その5年がもったいないかもしれない。
夫の場合はそうやって前職を勤めたけど、良い経験になっているみたい。
でも今の若い人は3日や1日で辞める、それでいいと思う、って笑ってた。
どんどん変化していく。
絶対に、親の頭はアップデートしているつもりでもどこか古い。
ていうか…人にアドバイスできるほど自分の人生楽しんでる大人が どれだけいるのでしょうか。
割合としてどれくらいいると思います?
わたしの感覚では、半分もいないと思うね…。
そしてさ「稼がないと大変なことになるから汗水垂らして嫌なこともするんだ」というレンズの人と、
「大人っていろんなことできて楽しいよ」というレンズの人が進路指導したら、
全然違う世界が見えるわけで。
この世にはいろんなレンズがある。
さて、どこから見るか。
どうして今の生き方を選びましたか?
という問いに、人のせいにせず語れる人の話を聞きたいな〜。
それなら楽しそう。
わたしも過去は人のせいばっかりでした。今は違うよ。