家の仕事を自分事に

床に落ちていたおもちゃが、シュール。

 

なんだこりゃ、と思ったら

クジラか。

 

家事の分担に物申したいわたし。

嫌なことでもするのは、お母さんだから?

家族に提案をしようと思ったものの、まず、家族揃ってじっくり話す時間ってない。

時間を取ろう、って言うこともできる。

でもそれでは、そういう雰囲気に慣れていない夫も子どもたちも、構えてしまうんじゃないかなって思った。

また母さんが怒ってる、何とか鎮めなくては、というふうには思ってほしくない。

そういう、奇妙な圧を感じさせながら話したいことではないんだ。

 

ということで、

休日にドライブに出かけたときに、話してみた。

夫が運転していれば、スマホ見ながら話を聞かれる(ていうか聞いてない)という失礼なこともないしね。。。

 

・家事がうまく進まなくて困っている。

・家事はお母さんの仕事じゃない。家事の他にもやりたい仕事がある。

・自分の使ったものの後始末や、準備は、自分でしてほしい。

・家族として家の仕事を回してほしい。

・好きな仕事、得意な仕事、これならやってもいいという仕事を担当してほしい。

・誰もやりたがらない仕事はどうするか。

 

そういうことを話したわけです。

 

小6の長男は、料理をしたい。食いしん坊なので料理上手。

ときどき料理をするし、休校中は昼ごはんもよく作ってくれた。

一度教えたらだいたい覚える。

ごはんと味噌汁はもちろん、スパイスをゴリゴリ砕くところからカレーを作る。

 

トイレ掃除もやっていいよと言っている。

そういえば、わたしがトイレ掃除しているとき、後ろから覗いて、やってみたいって言ったのだけど、

今はいいわ、って断っちゃったな。さっさと終わらせたくて。

上からまたは汚れの少ないところから拭くとか、水はねしないようにとか、終わったらしっかり手を洗えとか、

教えるのも面倒なんだよな。

 

小5の長女は、料理をしたい。でも作れるものが少ないので今後増やしていく。

やる気が出たらいろいろできるんだけどなー、と。

そりゃそうだ。

この子はとりあえず見た目だけはサッと片づけることが得意なので、

食事の前にテーブルを片づけることもしてもらう。

 

洗濯物は、母が分類するので、各自で畳んで、しまう。

お風呂掃除は、今まで通り、当番制。
これはわたしが末っ子のつわりのとき、吐き気がひどく屈むことができなくて、それからずっと上の子たちの仕事。

窓ふきは子どもたちが騒ぎながらときどきする。

 

食器洗い(食洗器に入れる)、ゴミ出し、休日の買い出しは夫の仕事。
あと、子どもが体調を崩した時は夫が通院係だけど、それは滅多にない。
わたしより夫の方が丈夫そうだからという理由。
あと、家計の管理も夫の仕事。
わたしはあまりにもお金に興味がないから。欲しいものもそんなにないし、生活できればいいわ~。
今まで通り。
や、ちょっとまて、少ないよね、、、
休日に掃除してほしい。今度言おう。

わたしがするのは、
洗濯、掃除、片付け、子どもたちが作らないときのごはん支度、資源回収の出すものをまとめる、その他、、、
まだたくさんある。
家族がこれやるよって言ったその他の、抜け落ちた細かい家事。

お風呂掃除の丁寧版、
は、夫やわたしがときどきしているけれど、はっきり決めていない。
頼めばこれでもかってくらい丁寧にしてくれるけれど、頼まないと、そこまでしてくれないな。

夫の帰りが遅いので、末っ子をお風呂に入れるのはたいていわたし。

歯を磨いてあげるのも、寝かしつけもわたし。

「おい、わかったか、ちゃんとやれよ」

って子どもたちに言ってる夫ももうちょっと何とか。。。

 

結婚以来ずっと思っていたのだけれど、

そして夫にも何度も言っているのだけど、

夫婦どちらかができるときにやればいいってのは、結構無理な話で、

忙しいとき、キツいときって、夫婦同時なのである。

夫が忙しい時期に入ったらその分わたしがカバーするのだけど、

そうしたらプラスアルファの家事なんて無理がかかるのである。

でも、例えばその忙しい3週間くらいの期間、容赦なく汚れはたまるし、

子どもにも手はかかるし、

やっぱり忙しかろうと何だろうと、

生活の基本となるところは、おろそかにしたくない。

忙しくないときの方が珍しいのだ。

 

うーん。

家のことをもうちょっと心をこめてしたいと思って、

働き方を変えたわたしだけど、

何が引っかかっているんだろう。

夫が外で働いてくれるからこそ、経済的な心配をしないで、家のことをしていられる、のだけど。

外の仕事だって、家族のためにしていることでもあるんだよね。

家事よりも、仕事がなくなった方が、もっと命に直結しちゃう場合もあるよね、食べるに困るとか、住むに困るとか。

だから、夫はもう、充分なんじゃないのか。

そのへんのところで、なんか、よくわからなくなる。

わたしは、家族が生きていくためという第一の目的で仕事はしないだろうから。
でも仮にわたしが稼ぎの筆頭になったらそう考えるのかな。
そういう時期もあった。夫が転職する狭間の時期。そんな意識なかったけど。

仕事観、か。

 

わからん。

 

でも少しは進んだな。

話し合ったからと言って、すぐに実際に変化が起こるわけではないんだけどね。

今までだって、こういう話、したことなかったわけではない。

食器は下げてくれるようになったかな。。。

 

めげずに、改善しよっと。

家庭のメンテナンスはエネルギー使うわぁ。

 

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