子どもが体調を崩したときにぶつかる夫婦の壁②社会への怒りと先入観

末っ子はすっかり元気になりました。

先週から、予定外のことばかりで、なんだか疲れちゃいました

(;´∀`)

夫は夫なりに、夜にはシンクをピカピカにする(汚れた食器を翌朝まで置かないでほしい、食洗機に入れるだけなんだし)という私の希望を聞いてくれるようになり、このタイミングで協力してくれるようになったのは、思うところがあるんだろうなと感じる。

できることは、してくれようとしてる。

 

しっかし。

何だろうこのモヤモヤ。

 

今回の娘の体調不良は、私が面倒を見て当たり前だった。なんで、相談もなく、こうなるんだろ。

夫個人に腹が立つというのとは、また違う。

そりゃあほんとは、働き方を見直してくれないかなと思うけど、組織で働くということはそれにも限界がある。すぐには変えられなかったり、理解を得られなかったり。

そこを無理言ってでも何とかしているのが働く母(過去の私)でもあり、無理を言う人がいるからその分を負担しなければならない人も出てくることもある(夫もそんな感じのときがある)。仕事を前倒しにするとか削れるものは削るとか、個人内で何とかなるものとならないものがある。

そんなことはわかっている。

 

私は思うのである。

もし私が親権をすべて夫に渡して離婚をしたら、あるいは病気や何かで一緒に暮らせなくなったら、夫は今と同じ働き方をするだろうか?

 

私がいなければ、もっと早く帰るだろう。

なぜ帰れるのか?

①夫が仕事の仕方を工夫するから。

②周りの理解が得られるから。

 

どっちにしても「え、できるんかい!」と思う。

①は、追い詰められればできるのか。

②は、今は じゃあ奥さんいるから残業できるよねっていう、職場の甘えですよね。

①に関しては、実際は私がいるのだから、今は限界まで無理をしろとは言わないけど、もうちょっと何とかならんものかと正直思う。だって私がそうして働いていたもの。でもその結果 仕事も家庭もで病んだので、同じような大変さを夫が経験する必要はないとも思う。

②は、本当に腹立たしい。

家庭を支える奥さんがいるからこその働き方を当たり前とするのは、この時代はもう違うと思う。

管理職になる年代の人は、まだそういう感覚の方が多いのも事実。

私が同業のときだって、夫は上司から「なんで奥さんにさせないんだ」と、保育園の送迎や体調不良のときのお休みには言われたそうだ。

本気かっ?!という発言が実際にあるのだ。

それと…夫の職業は、離婚している人が結構多いです…やっぱり、家庭をかえりみずに働くパターンが多いから。そうして離婚した上司に、先の発言をされるわけです。そりゃ別れるわー!

 

でも、ここで文句を言っていても、変わらないんですよね、何一つ。

ただ、私は、なんかすっごい腹が立つけど、夫個人に怒りの気持ちを抱いているというわけではないんだなと、気づきました。

そして私は、組織で働くことはやめて、個人なので、そしてたまたまご予約がなかったので、個人でやるパソコン仕事とかだから調整できたのです。

でもそれにしたって、相談してほしかったな。腹立たしいとかじゃなくて残念。

ごめん俺仕事忙しいから。

って、わかるけど、私の仕事がどうかなんて一言も聞かないで、仕事の重みに何で差があるんだろうって感じてしまった。

 

好きなことを個人でやる私。

必ずしも好きなことばかりではないことを組織でやる夫。

やっぱり夫の方が立派なのかなあ?優先されるべきなのかなぁ?

稼ぎ頭は夫だし。

稼ぎ頭が夫だから、私は支えます、的なことをやっていると、私だっていつまでも調整した余り時間を仕事に回すだけで、そりゃあ夫のようには働けないし稼げない。

 

ああ。何なんだ。そういう日常に悶々としているんだ私。

女だから?母だから?妻だから?
これは私の中の先入観なんだろうか。
社会の先入観なんだろうか。
嫌だなあと思いつつ、自分がどっぷりとハマってて、ときどきギョッとする。

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