国宝、原作と映画

映画、国宝を観てきました。

映画館なんて20年ぶりくらい。
映画って苦手で。
ちょっと気を抜くと話が進んじゃってるのでボーっとできないし
音は大きいし知らない人は近くにいるし、、、

先に原作を読んだんです。

読んだというか聴いたんです。

オーディブルで。

オーディブルはこれまた豪華で

尾上菊之助さんの語りです。

再生時間を見たときに1冊分が20時間くらいでギョッとしましたが

通常の語りと、ホールで聞く音響のようなバージョンの二種類があるので、

実質時間は半分でした。

そして、家事をしながら、買い物しながら、移動中に、と聞いていれば

数日で聴き終えることができます。

 

このオーディブル版にとても感動したわたしは

これなら映画も観てみたいと思ったわけです。

 

ところが。

映画は、なんか、全然違いました。

映像は美しいし、イケメンたちを見るのも目の保養ですが

3時間の映画にまとめるには端折ったものが多すぎるのです。

映画は映画として、良い作品だと思います。

別に悪いところはないのです。

でも、映画のストーリーが好きだったなら

ぜひ原作も読む(聴く)ことをお勧めしたい!

 

何が一番違うって

徳次が映画ではほぼ出てこないじゃないですか。

徳次は最初から最後まで大切な役割をもっていて

彼なしで話を作るなんて、、、

わたし、徳ちゃん好きなんですけど~!

他にも

登場人物の心模様がもっともっと細かに描かれている。

喜久雄と綾乃のかかわり方も
もっと愛ある父親です
でも実際の父親代わりをしているのが徳次で、、、

結婚のことだって

いろいろ違う。

  

ラストも違いすぎる…。

絶対泣くと思ってハンカチ持って行ったのに
泣けなかった。

これは、似てるけど別の話だ。と感じる。

 

原作→映画、よりも

映画→原作、の順番をお勧めします。

もっと熱く温かいんです。

 

もうバナー踏まなくても良いからマジで読んで。

ていうか聴いて。

原作、最高。

 

極めるって何なんだろうなぁ。

氣が狂っちゃうのかなぁ。
わたしの現実世界でもいろいろ思うところがある。

 

それにしても
映画観るならアップグレードシートが良い
隣が気にならない

これなら映画の苦手がひとつ減る

 

テキストのコピーはできません。