アテンション・エコノミー

注目経済、である、直訳してしまえば。

注意を引くということに経済的価値がある。

情報が多い世の中で、再生数を稼いだり、広告を見てもらったり。

 

ということは、人の時間がお金に変わる。

そのひとの意識を向ける時間や、意識を向けるということそのもの。

 

わたしは、そういうこともあって、無駄にSNSに投稿するのはやめようと思ったのだ。

これってわたしの周りの人の時間を無駄にしてるかも、って思ったから。

逆に、大して興味のない投稿を見るのも、勿体ないことしてるのかもって。

本当にお互いのことが気になるなら自発的にかかわろうとしたらいい。

それが、自分から相手の投稿を見に行く、でも良くて、

一概にオンラインが良くないというつもりはない。

ただ、誰かの投稿を見に行こうとページを開くと、

どうでもいい広告、全く知らない人の投稿、

サッと目的へ辿り着けない。

それこそアテンションエコノミーの沼に引きずり込まれそう。

それが不快になってしまっただけなんですよね、わたし。

誰かの意図が渦巻いている

役に立ちたいより儲けたいという欲が勝っているような

ちょっと乱暴で粗雑な世界。

子どものときに似てる。

遊びたいは遊びたいけど

あんな活発なというか乱暴な、

意地悪も悪口もズルも嘘も込みで遊びと言うような。

 

とにかく

意識を向けるソレがなければ

じゃあ何に意識を向けるだろうか?

 

もっと有意義なものってあるんじゃないだろうか。 

 

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