地区センターのレッスン。
始めてからもうすぐ２年です。
地区センターのサークル、という形です。
今はレギュラーのメンバーが４名。
ひとりは共に学ぶ仲間ですが
他はご自身で辿り着いた、それまでわたしとは何の縁もなかった方たちです。
他に、不定期に参加したり
体験だけしてみたいという方もいらっしゃいます。
誰が来てもいつも通りな感じで楽しくやってます。
初めましての方でも大丈夫な雰囲気だと思いますよ
初めて参加した時期はみんなバラバラで、お友達とではなく単独でしたから
なにかボディワークに惹かれるものがあって続ける
このメンバーさんたちは
毎回とても楽しんでくれています。
人数が少ないので
メンバーのお悩みも聞きながら
その日にレッスン内容が決まることもあります。
最近は、バスのステップを軽々と上りたいらしい
ある日のこと
レッスン直前にメッセージが届きました。
あ、今日の欠席連絡かぁ。
と開いて見ると
腰が、、、腰が痛いです。
頑張っていきますのでよろしくお願いします。
、、、ん？
腰痛だけど参加するって言ってるううううう！
ずっと伝えてきたこと。
不調があるからこそ参加したらいいですよ。
つ、つ、伝わった！
めっちゃ感動！
だってそんなの、非常識でしょ？
腰痛あったら体操教室なんて休むのが常識でしょ？
常識が壊れた！やった！
実際に他の仲間の痛みが軽くなったり氣にならなくなったりという姿を
レッスンで見ていたからこそ
自分が痛くなったときにはちょっと頑張って行ってみようと思えたんですよね。
これまでも
どこそこが調子悪いから休みますってときどきあって
そのたびに
ではお家でこんなことやってみてくださいね
ってお伝えして
それも効果を感じられてしまったものだから
たとえば鼻の不調ならセンを考えたら背骨を動かせばいいなぁって。
センってタイの経絡ね
やってみようと思ってくれたのでしょう。
そうしてひとつひとつ積み重ねてきたことが
ちゃんと溜まってて花開くようになるんだと思うと
なんか、嬉しくて。
いたたたた、っていらしたその方は
来たときとは違う立ち姿勢・歩き方で帰られました。
お仲間にも「あら、ずいぶん変わりましたね～！」と言われて。
わたし、とくに施術してません。
自分で、変われるんですよね。
それにしても。
わたしにも
そんなレッスンができるんだ。
できるようになったんだなぁ。
しみじみ。
まだまだ伸びしろはあれど
今のわたしでお役に立つことができる。
そういえば
「もっとすごい先生はいるのかもしれないけど
わたしには先生で良いのよ」
みたいなことを
言われたことがある
全く逆の立場で同じことを言ったことがある笑
そんなことを言ってもらえるようになったなんて
きゃぁああああ、できないなんて言ってられない
がんばろう、、、
こんなことを教えて育ててくれた我が師たちにも感謝が湧く。
感謝ってするんじゃなくて湧くんだ
なんてステキなことを伝えてくれているんだろう。
わたしなんてまだ何もできない
それはそうだけど
だからって何も出さなきゃほんとに何もできないってことよね。
出さないと成長もないし。
謙虚さを履き違えないように。
難しいな。。。
今回何がそんなに感動だったかって
参加者さんが自分で見て感じたことを
今後の行動に活かしたっていうことなんです。
テレビや病院で言われたこと
世間の常識とされていること
何となくそれが当たり前と思っていたこと
それを
立ち止まって本当にそうなのか検討して
「言われて何となくしてきたこと」ではなくて「自分で見て感じ思って考えたこと」を選んだ。
この転換って、結構重くてやりづらいことだと思うんです。
そしてこの数年はそうすることが本当に本当に大切だった。
これからは、さらにそうなんじゃないだろうか。
周りじゃなくて自分自身を信じた。
そういう人が目の前で増えた瞬間を見られたことが
わたしには
あまりの感動に鳥肌が立って涙が出そうになるほどの出来事だった。
自分の人生を、命を、守るためには、
言われたからとか、みんなやってるからとか、
そんなことは何の助けにもならない。
今のこの時代に必要なこと
ボディワークってカラダ以外のこともレッスンになっている。
