自己肯定感のために変わりたい、というのはちょっと違う。
という話が前回。
でも、
じゃあそのままでいいのかっていうのも違う。
という話が今回。
あなたはそのままでいいよ、ありのままでいいよ。
というのは
甘い言葉ではあるかもしれないけれども。
わたしはそうは思いません。
どういうことかというと、
「今はこれはこれでいいけど、
よりよくなる伸びしろはあるよね」
です。
一生、原石なんだろうなと思う。
磨かれて輝いては行くけれど
これで完成！は、死ぬときなんだろうな。
それも途中で、かもしれない。
現在何か困りごとがあるのなら
それへの対応策はあるだろう。
今特に困っていないとしても
常に環境や条件は変化していくのだから
そこにとどまっていてはズレが生じていくだろう。
少なくとも年齢を重ねていくというのは絶対で
赤ちゃんのころは何もしなくても良かったお肌も
40代になるとケアは必要だと思うし
80代になったらまた違うんだろう。
家族関係も変わる。
子どもは寝かしつけや離乳食から
宿題やいじめや不登校
受験に就職。
親の介護もあるかもしれない。
病気やケガもあるだろう。
自分も確実に老いていく。
常に変わっていく。
揺らぎの中でバランスを取っていく。
子どもの頃、やじろべえみたいに
シーソーの中央に立っているのが好きだったんだけど
あれは左右バランスをとるために
静止しているように見えても
身体は常に細かい調整をしながら動いている。
そんな感じ。
だから、ずっとそのままを維持、ではなく変化は必要なんだけど、
変化と言っても
別人のようになる必要はなくて
自分の持ち合わせている能力を
引き出していけたらいいよね。
メイクをして美人さんになれるならそれも良し。
わたしギュテくんや足の裏ちゃんのチャンネルが好き
だけどわたし自身はそこまでメイクが好きじゃないのよね
どうも塗ってる感で皮膚呼吸できず息苦しい感じ
学生時代に厚化粧必須のバイトしたことあるんだけど数回しかもたなかった
骨格診断やパーソナルカラー診断もいいと思う。
わたしナチュラルのブルべ夏で合ってる？
内向的なら無理して大きな集まりに出かけなくていい。
年商いくらを目指しますとか
好きなことをして生きていきますとか
やりたきゃやればいい。
好きなことってそんなに宣言しなくても勝手にやらさんない？←北海道弁
「こうしたらあなたらしく活き活きと生きていけます」
みたいなのは大方ウソだとわたしは思ってる。
だって、あなたらしさ、なんて、十人十色、千差万別。
はい、メイクしましょう、はい、ドレス着ましょう、
はい、好きなことしましょう、はい、大金が降ってきます、アホか。
あっ、言い過ぎた。
でもあれ、そういうビジネスですからね？
わたしも迷ったことあるんですよ。やったほうがいいのか。
なんかキラキラ楽しそうで。そういうの流行ってるんですかね？いくつか知ってる。
でもね、なんか違和感がぬぐい切れなかったんです。
主催者は、好きなことして生きていけますよ、っていうセミナーやって、その高額受講料が収入ですよね？
臨時収入ウン十万！とか言ってるけどそれ。。。
で、そのフワフワした話のネズミ講みたいなことを仲間内でして、取り巻く人たちにもほら、お金が入ってきます！
でも、本当にしたかった仕事、できるようになりますか？
なってないですよ、わたしが見た限り。
好きなことをすると収入が入ってくるっていう夢物語を売ってるんですから、
そのお話を売る方法はできたとしても
それ以外になりたいなら遠回りなんですよ。
しかも宗教と一緒で、優しく話を聞いてもらえるからな、怖い怖い。
あれは迷える主婦ホイホイだ。
仲間だよと言いつつ、金の切れ目が縁の切れ目ですよ。
マルチ商法から抜けたのも、金の切れ目が縁の切れ目なんだなって思ったからです。
仲間感も優しさも、虚構なんですよ。
わたしどうしてもマルチ嫌いだったので売らなかったんですけどね。
てか、何の話だ。
小さい字でつぶやきまくって老眼の先輩ごめんなさい。
まあ、あの、変わらなきゃ、何かしなきゃ、っていう焦りは、
交感神経によるものだと思うよ。
何かの危険に対し、行動しなきゃとさせるやつだから。
あー、そこをうまく扱えば商売になるってことか…やらんけど
何を危険だと思ってるのかっていうところが重要なんじゃないかと思う。
っていう本質的なところだとキャッチーじゃないからなー！逃げたいだろうしなー！インスタントでもないし。
わたしは、そういう意味での変わらなきゃ、は要らないと思っていて、
揺らぎに対応していくことが必要だと思ってる。
それでですね、
じゃあどうやって引き出して変われって話やねんってことですけど、
それはもう、ボディワークです。
うわー、嘘くさい宣伝っぽくなってしまった！でも本気！
ボディワークは、
自分の眠っている能力を引き出すから。
できないと思っていた動きが、
ちょっとしたワークをしただけなのに
できるようになる。
さっきは痛かったはずなのに痛くない。
そうしようと思わなくても無意識に楽な動きになる。
呼吸が深い。息ってこんなにできたんだ。今まで息していなかったのか？
体の機能としては持っていたんだ。
使えていなかっただけで。
っていう
自分の中の可能性に氣づくことで
自分でないものにならなくても
自分の中にあるものを引き出すだけでいいんじゃないかって
思えるはずです。
そうして自分というものが拡張したなら
可能性だって広がる。
苦手と思っていたものがそうでないのかもしれない。
できないと思っていたことは思い込みなのかもしれない。
そんな自分の可能性を死ぬまで発掘できる
だからわたしはボディワークが好き。
自分をずっと磨いていけるなんて
楽しいじゃない？
