昨日の夜、晩ごはんのあと、
一人で銭湯へ行った。
育児ストレスから解放される時間をもつべきであるとの夫の提案。
一人で銭湯へ行って、
気づいたことがある。
こんなに自分中心の時間を過ごしたことがあっただろうか。
自分だけのことを考えた時間、最後はいつだっただろう?
服を脱ぐときも、
きちんとしまえとか、
トイレ行きなさいよとか、
ママぁ~トイレ空いてないー!
が、ない。
急がず身体を洗ってから
せかされることなく湯舟へ向かう。
ぼけーーーっとお湯に浸かる。
気が向いたら違う湯舟へ入り、
気がすむまでそこに居られる。
サウナにも入れる。
丁寧に頭と身体を洗う。
男湯組と上がる時間を合わせなくてもよく、
服をどれだけ早く着れるか大会(そんなのない)みたいに急がなくてもよく、
ああ、授乳しやすい服ばかり着てるわ、
とパチパチとスナップボタンをとめ、
髪はしっかり乾くまでドライヤーをかけ、
化粧水をたっぷりと手に取り優しく顔を包む。
私、不覚にも化粧水をつけながら涙が出そうになりました。
銭湯のパウダールームで涙目に(´Д`)
こんなに自分を丁寧に扱ったことが
あまりにも久しぶりすぎた。
どうしてこんなに疲れてるんだろうと
思っていたけど。
どうして胸や背中が苦しいのかな、
我慢をするほどグッと苦しくて、
でもお母さんなんだからできると思っていて。
いや、辛かったんだわ、わたし。
そりゃ辛いわ。
だって風呂のひとつホッとする時間がなかった。
子どもと触れ合えて楽しく話しながら入るお風呂もいいけど。
お風呂以外の時間だって、
自分というものを無いことにしていた。
数時間前に夫に話していたことを思い出した。
ねぇ、でも母親なんだから、
生き物として、
子どものために全力投球して
育児ノイローゼみたくなるのおかしくない?
子どものために、ほら、
鮭なんか全力尽くすじゃんよ。
…はっ!でも鮭は死ぬね!!
人は死んだら困るね!!
本当の全力をつぎ込んだらダメなんだ(・・;)
自分のことも大事にしないと。
行き帰りの車の中も、
子ども向け音楽を聞かなくてよくて、
アンジェラアキや川村結花の曲を
大きな音で聴けて
たまに一人ってほんとにいいなぁと
思ったのでした。