見えない家事と、外で働くこと


名前のない家事、ってやつ。

 

一人でがんばっていることに疲れた。

 

先日少し暖かい日があって、

夫が末っ子と引き出しをゴソゴソしていた。

あのTシャツどこいった?と。

 

わたしは呆然とし

それから

怒りと

悲しさと

虚しさに襲われた。

大袈裟ではない。

 

この人は、

わたしが毎年2回衣替えしていることを

知らないんだ。

 

子どもたちの衣類は多いのと

サイズがどんどん変わるのと

夏物冬物一緒にするとグチャグチャにされるのとで

暖かくなる頃・寒くなる頃の衣替えというか

整理は欠かせない。

これをわたしは母になってからやってきたわけだ。

10年以上。

 

別に、感謝してほしいわけでもないし、

認めてほしいわけでもないし、

そういうことじゃない。

 

でも、

みんなで暮らしていくことには

仕事、

タスクがいくつもあって、

外で働いてお給料をもらってくることも、

暮らしを整える家事も、

どちらが立派とかそういうことじゃなく、

同じように存在している。

 

みんなそれぞれのできること、

得意なこと、

好きなこと、

負担が軽いまたは負担に感じないことをする。

お金の管理はわたしより夫。

子どもの保育園や学校のお便りチェックや提出物はわたし。

車の運転は夫。

ゴミを捨てるのは夫だけど、
空いた段ボール箱をつぶしてまとめるのはわたし。

洗濯はだいたいわたしがやるけど、
干すときに夫が居れば干してくれる。

休日は夫がご飯係。

トイレ掃除は長男ってことになってるけど、
あんまりやらないので、わたしが半ギレでしてる。

食洗器に食器をセットするのは夫で、
しまうのは長女。
でもタイミングによってはわたし。

末っ子はテーブル拭きと、玄関の靴を揃えるのと、タオル畳み。

何だかんだと分担はしているけれど、

分担から漏れるタスクもある。

全員が苦手、ってなると結局わたしがやってる氣もする。
引っ越しなんかはほとんどわたしがやったもんな。
2歳と1歳抱えて寝ないで荷造りした。
使う使わないで分けて、もう開けない段ボールは引っ越し後捨てりゃいいと突っ込んだ。
そして引っ越し後その荷物を片づけると名乗りをあげたのは夫の両親で、、、
お願いだからやめてくださいというのが遠慮だと思われ
丁寧に全部開けてしまってくれて、、、
違うんです、違うの~。。。
あの後夫婦げんかになった若かったわたしたち笑

 

 

テーブル拭き。
の前に、テーブルの上のゴミを捨てて、食器を片づける。

パソコンで仕事する、
の前に、子どもが使いっぱなしにしたヘッドホンのプラグを抜いて片づける。

鉛筆削りのカスが圧縮パック状態になっているのを捨てる。
圧縮しすぎて開けるとボンっと出てくる。
最初は飛び散らせて掃除機登場だったが、袋の中でこぼさず開けることを覚えた。

放置気味のドジョウにエサをやる。

なかなかお風呂に入らない子どもたちに、
風呂入らんかい!と声をかける。

 

小さいことでしょう。

でも小さいことの積み重ねは大きいし、

小さいことなのに後始末や自身の世話をしなかった人がいて、

自分のことだって面倒だなって思うわたしがしなきゃいけない、

このことの負担感。

 

相手・家族が氣づいていないことをしてあげる。
してあげる、っていう表現はしっくりこないけど

でもそもそも相手・家族は氣づいていないんだから、

してもらおうが放置だろうが氣づかないわけだ。

だからこれはチームの中で仕事認定されないのだけど、

でも確実に存在する。

そしてそれが溜まってくると、

そこそこな仕事量であるのに、

仕事認定されていないから、

引き受ける人の仕事が増えるだけ。

できるだけ分担しようねってなっているのに、

そこの部分はカウントされない。

クッキーの型ぬいて、きれいな形の数だけ数えてるみたい。
型ぬいた後に残る穴だらけの部分も、存在するよね?そこどーすんの。

 

そして、

衣替えって結構大きなタスクだと思っていたのに、

それがあるってことを知られていない。

 

いや、知ってほしいわけじゃないんだ。

手伝ってくれとも思ってない。

 

でもこの小さいことから大きなことまであって、、

 

外で働くって、

明らかに家族に貢献していてわかりやすくて、

チームとしても大きな仕事として認識されている。

小さな家事も、

チームの仕事として認識してもらいたいなぁ。

認識してもらいたいっていうか。。。

持ち場を守る、

その持ち場の存在を、

認めてもらいたいとは違うけど、

知られていないのは何か寂しい。

持ち場を認められないって、

わたしの存在も認められていない感じ。

 

 

だから、

わたしは、

家族に説明することにする。

今のわたしの持ち場について。

そして、自分でできることはしてもらいたい。

平日は仕事だの学校だの忙しい、

休日は休みたい、

じゃあいつあなたたちの暮らしを整えるためのタスクをするんですか。

仕事してたって、独り暮らしなら、

掃除洗濯はする。

本当なら家族一人ひとり自分でできるはずのことをしないがために

妻・母親が引き受けてしてあげる、そんな役割をするつもりはない。

わたし、家族のせいにしてるのかな?ってもう何年も悩んでた。

でも、いやこれわたしも含めた家族の問題。

家の仕事ってどんなことなのか。

共有するために、コミュニケーションは必須。
めんどくさい。めんどくさいけど。

わたしがもっと忙しくなったらそのとき手伝います、

なんて、できるわけないでしょ。

またヘロヘロになるのが目に見えている。

だから無理して働かなくていいよ、じゃなくて、

わたしは仕事もしたいって言ってるんだから、

わたしに頼らないでください。ということだ。

旦那さんが働いてていいわね~、じゃないよ。
夫が仕事嫌になっちゃったら辞めていいよって言ってあげられるわたしでいたい。
そういえば一度そうして夫は学生に戻った後に転職したんだ。
でももうわたしは、我慢して働くということはしない。
お金のために心と身体を壊すようなことはしたくないし、させたくない。

もちろん、外で働くにあたって大変なことってあるだろうし、

同じ仕事してたからわかる部分たくさんあるし、

きっと知らない大変さがあるよね。

それ、話せばいいんだよねぇ。

わかってほしいなら、話す。

簡単。

 

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