子どもにかかわる仕事がしたいとずっと思っている


子どもには

というか人には

自分のペースというものがあるのに。

と、教員時代に悩んだ。

もっと待ってあげることができれば。

もっと1対1でその子に合ったやり方をしてあげられたら。

どんなにその子の人生が変わるだろう。

そして今学校でやっていることは、どんなにその子の人生を変えてしまっているだろう。

 

決められた時間で

決められた内容を

決められたように学習する。

たくさんの子どもたちに教育を、というのは、確かに時代や国として見れば素晴らしい。

効率的な方法ということもわかる。

でも

教育が、これだけでは、足りない。

 

その子がその先の人生を豊かなものとして生きていくのに

本当に役に立つことを

伝えたい。

力を削いでしまうことではなく

力になるきっかけになりたい。

 

あなたはダメなんじゃなくて、

力の出し方がわからないだけなんだと。

理解する糸口がつかめていないだけなんだと。

それはあなたのせいじゃないんだ。

 

もちろん相手は子どもじゃなくたっていい。

私だってよくクヨクヨするし立派な大人でもない。

神様みたいに心が広いわけでもないし

わが子への対応に自分でがっかりしちゃう日もある。

 

それでも、

ちょっと肩を貸してあげようかっていうような

ちょっと手伝おうかっていうような

一緒にやろうかっていう

そういうことはできるんじゃないかな。

 

 

あまり多くを語らないけれど内面がとても豊かな子と、

私は相性がいいようだ。

ちょっとしたやり取りで、

その子がキラッとした顔になるのが、

私にとっては大きな喜び。

ちょっとしたスキンシップや

ちょっとした言葉。

それで「つながった」とわかるとき。

 

限界を超える子どもたち、という本をやっと読んだ。

この本にはそのキラッとした瞬間がいくつかあった。

すてきだな。

 

私には何ができるだろう。

もっと学びたい。

 

脳性まひ、自閉症、ADHD、診断のつかない発達の遅れ―子どもの脳と身体・感覚とのかかわりに着目し、「できること」を大きく広げていくためのアプローチ

という本ではあるけれど、どんな人にも、関係のあることだと思う。

 

限界を超える子どもたち 脳・身体・障害への新たなアプローチ

アナット・バニエル著

 

 

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