最近の休日は、夫も私もそれぞれひとり時間を数時間ずつもつことが定番となりつつあります。
昼間に私が。晩ごはんのあとに夫が。
一方が自由時間のとき、もう一方が子どもたちと過ごし、家事を片づけたり、買い物へ行ったり、一緒に遊んだりします。
先日、期待していなかったのに突然の自由時間をもらいました。
結果、もともと調子がよくなかったのもあって、気持ちが沈んだままぼーっとしてスマホを見て、なかなか動き出せず、
出かけようかと思えたころには時間が足りなくなっていました。逆に不完全燃焼で落ち込み、イライラ、残念な気持ちに。
「えーそれじゃあ俺が面倒見た意味なかったってこと?」
と夫まで残念そうでしたが
「いやそんなことない」
と説明したのです。
純粋にやりたいことというのは、本屋さんに行ったりカフェに行ったり散歩したりなんだけど。掃除したり洗濯したりご飯を作り置きしておいたりというのも、後で自分をラクさせるためにしたいことなんだよね。でもそれは、純粋にしたいこと、とは違って、しなくちゃいけないことでもある。しなくちゃいけないことばかりしていると、うわぁー!ってストレスたまっちゃうことがある。でもした方がいい。で、何しようと考えている間に時が過ぎていく(;´Д`)
という話をしました。
「そうか」
以前だったら、ここまでお互いに会話をできずに不機嫌になっていたのだろうけれど、自分の気持ちを言葉ですくい取って伝えるって、本当に大事。
「じゃあ、そのそのしなきゃいけないことを俺がやれば、気兼ねなく出かけられるんだな?」
と、翌日は夫が掃除洗濯ご飯支度をしてくれました。
いつもいつもはできないけれど、週に1日でもそんな日があると、ありがたい。ありがたすぎる。
家事はたまっていて、夫がちょっとやったくらいで片付きはしないし、家事の完了の線引きが違うけれど(洗い物したというのはシンクに何もない状態じゃないの?なんて言ってはいけない)、私ががんばってもそんなもん。
もし、私たちが自分の気持ちを伝えあわなかったら、どうなっていたでしょう。
勝手に相手の思いを想像し、腹を立て、冷たい態度になり、それで相手から優しさが返ってくるわけもなく。
おそろしやーーー
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
困っていることや気持ちを言語化して、自分でもモヤモヤの正体を理解して、相手に伝えて。
めんどくさいけれど、じーさんばーさんになるまで一緒にいようと思うのなら、安い先行投資です。