【大学受験の思い出】試験室でパンを食べて人間観察した結果


センター試験かぁ。

私が大学受験したのはもう20年くらい前、、

え、もうそんな(´Д`)

教員養成系の大学に行きたくて、

でも理数系がおそろしくダメな私は

センター試験を受けるとヤバいんではなかろうかと

自己推薦の枠を狙ったのです。

国語の教員になりたいのに

推薦枠があるのは英語科で

しかも枠は2名。
担任にも、英語の教科担任にも、

「うそだろ?」「で、ほんとはどこ受けるの?」

と言われた本気な私。
試験は確か、小論文、英作文、面接(英語含む)。

担任は通知表の成績を操作し(おい!)

国語の先生に小論文、英語の先生に英作文と面接の指導を頼み込んで、

もう必死。

これを逃したらたぶん受からない。

やれることは全部やった。
当日行ってみると、試験室に10人くらいいて。
あの瞬間、諦めましたね。

私はどうしても英語ってわけじゃないし

だいたいみんな賢そうだよ。

何か読んでるし イヤホンで聴きながら読んでる人もいる。

きっと英語をペラッペラ話すんだろう。

かたや私は丸暗記した英語を駆使して面接に臨むのだ。

ちーーーん。

そして私は、

賢くて英語ペラッペラ集団のピリピリした中で

カサカサカサカサ

とパンの袋を出して開け

ムシャムシャ食べ始めたのです。

だって

お腹が鳴らないようにするしか

もうできることはない。。。

いやーこの人たちほんと頭良さそうだわ

緊張してるみたいだし頑張ってほしいわ

と観察しながら

ムシャムシャ

ムシャムシャ

後日

本当に諦めた私は放課後に補講を受けていて

担任が血相を変えてやってきたと思ったら

FAXで合格通知が届いたというのです

私よりも担任が興奮して抱き締められました

セクハラだろ 担任50代のオッサンよ、、

入学してから

同じ推薦枠で入った子に

私がどれだけ威圧感を発揮していたか

教えてもらって笑いました

そっか

あの場で諦めてパンをムシャムシャするのは

見ようによっては

余裕しゃくしゃくの人だよな
そんな大学入試でした
いやー

受かってなかったら

大学で夫と出会わなかっただろうし

人生変わっただろうなー。

ところで私は思うんです。

やっぱりいまだに、まるで試験に一生をかけるような必死さを見ると 一歩引いてしまう。

試験に落ちたって死にやしない。

今はそれがベストだと思って目標を立てて走ってるけど

それがベストだとは限らないし

もし思い通りにならなくても、

ただ予想外の扉が開くだけなんじゃないかな。

出会う人や環境なんかが

考えていたものとは変わるだけ。

でもそれってすごく怖いと感じてしまう。

予想外だから。

もし予想外のことが起こっても

それが悪いこととは限らない。
第一希望じゃなかった場所で

すてきな人との出会いがあるかもしれない。

もっと興味のある勉強に出会えるかもしれない。
どう転んでも大丈夫。

そう思った方が、自分の力を最大限発揮できると思うなあ。

それこそパンをムシャムシャする勢いで。

それは大学受験に限らず、そうで。

私はそうやって大学に行って 採用試験を3回も受けてやっとなった教職を手放すのが怖かった。

でも、退職を選んでしばらく経った今、何も恐ろしいことにはならず、むしろ幸せ。

先生やってたときも幸せだったと思うし、

今みたいな専業主婦の子育てフルな生活もいいと思う。

何とかなるんだよね。

そして置かれた環境でベストを尽くせばいい。

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